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前作ったブログのアカウントがログイン出来ないのでわざわざ作り直しました。気が向けば色々書こうと思います

今年見た映像作品で面白かったランキング2021+おまけ

 ブログ続かず一年ぶりに同じ内容のブログを書くオタク、あめざとです。さて今年もあんなこんなで忙しく、あんまり映画館で映画を見る機会が無かったので、映像作品に広げて見た作品のランキングを書き留めようと思います。TOP10とちょっとおまけで他のお話しもしますので良ければお付き合いください。まあこのブログは完全に自分用ですが……。

 

第10位:エターナルズ

 MARVEL Cinematic Universe(以下MCUアベンジャーズに絡んでるMARVEL作品の事)フェーズ4の中でも異色作。地球に数千年前からとんでも種族達が住んでいたという今までのMCU世界の歴史を大きく覆す作品ですが、ちゃんと今までのMCU世界で起こった事件に関わらなかった理由をしっかり描いています。MCUにもドクター・ストレンジやスカーレット・ウィッチ、キャプテン・マーベルといったチート級の能力を持ったキャラは何人か出てきていますが、一気に10人も彼らに匹敵する超人が出てくるとの事でワクワクしていましたが、若干期待値が高かったせいでちょっと裏切られちゃいました。3時間近くかけても10人ものオリジンを描くのはやっぱり難しかったんだろうなぁと思います。あんまり主人公が戦闘しないので活躍が薄れがちだったり、エターナルズの種族の設定も意表を突かれた上にちょっと残念な設定でイマイチに感じてしまいました。が、終わり方は間違いなく今後のMCUがさらに壮大な物語になる事を教えてくれるいいラストでした。映像美は予告通りの神秘的な雰囲気満点で良かったです。

 

第9位:SSSS.DYNAZENON

 特撮作品である「電光超人グリッドマン」をアニメ化した「SSSS.GRIDMAN」の続編(と言っていいのか?)となる作品。このシリーズは高校生の解像度が良くも悪くも高いですね。主人公達の成長や葛藤を等身大で映しつつ、実に特撮らしいアニメっぽくない戦闘が特撮オタクを引き込みます。おもちゃのダイナゼノン欲しい。ガシガシ遊びたい。映画化も決定したので楽しみです。

 

第8位:ワンダ・ヴィジョン

 MCUフェーズ4の先駆けとなるドラマシリーズの第1作。いきなり謎のモノクロホームビデオから始まり、その中でまるで当然のようにいるワンダ(スカーレット・ウィッチ)とヴィジョンという奇抜すぎるスタートで考察が非常に捗った作品。歴代MCUのサブキャラ達も途中から参戦し、この謎の状況の解決に挑む…という展開には痺れました。今後のMCUへのヒントもたくさん仕掛けられており、見ごたえがありました。が原因が原因なだけにこれを見てワンダが好きになったかと言われるとうーん、と唸ってしまうのが少し残念。

 

第7位:シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

 ついに終わっちゃったんだ~……となったご存知SFアニメのレジェンド。ちなみに僕はアニメ版にわか、旧劇と新劇を急いで一気見したので設定とかにはそこまで詳しくはないです。ただ、庵野監督の動向を知ってたおかげで、庵野監督が本気でエヴァという作品と向き合い、綺麗に終わらせた作品なんだな、というのがひしひしと感じられました。もちろんエヴァらしい几帳面さや繊細さ、無茶苦茶さや楽しさもしっかりと持っていて1映像作品としても見ごたえたっぷりでした。CGと風景が本当に綺麗。皆大人になろうね。

 

第6位:ファルコン&ウィンター・ソルジャー

 正直期待をしてなかったので、いざ見てみた時の衝撃もあってこの順位。エンドゲーム後にキャプテン・アメリカを引継ぐ予定だったファルコンとキャプテン・アメリカの親友であったバッキ―の凸凹コンビがアメリカを徐々に脅かそうとする脅威に立ち向かう。当初はお互いを快く思っていなかったところから徐々に助け合う王道の展開に、人気の高いヴィラン、ジモの再登場、アメリカという国が抱える社会的な問題への衝突まで描いたハイクオリティのドラマでした。2代目を乗り越え、3代目キャプテン・アメリカとなったファルコンの演説は一見の価値あり。

 

第5位:ロキ

 エンドゲーム後に一人過去に戻ったロキが遭遇する未曾有の危機を描くSFサスペンス。インフィニティ・ウォーで終わったはずのロキの物語が恐ろしい方向へと動き出す、ただのヴィランとは言い切れないロキの活躍を見れる良作。TVAという謎の組織の裏側、未来の出来事、世界の成り立ち…といった謎が徐々に明かされ、最後の最後にまたとんでもない事件に発展する。シーズン2が楽しみですが、今後のMCUに合流することを期待していますが果たして。

 

第4位:シュタインズ・ゲート ゼロ

 去年の年末に見てドハマりしたシュタゲの続編。前作で牧瀬を救わなかった世界線の岡部を描く作品。前作で詳しくは明言されていなかった伏線や、世界線が変わったことで出会う新キャラ、中二病の人格を封印した岡部の苦悩が描かれる。シュタゲも中々中盤が鬱でしたが、今作も中盤辛かったです。ゼロでさらに椎名まゆりが好きになっちゃいました。人間出来てるキャラ好き。世間では賛否あるらしいですが、僕は圧倒的に賛の側です。最終話であの曲が流れるのアツ過ぎる……。さすがに前作のまとまりが綺麗なので前作の方が好きですが、こっちも好きです。ゲームのゼロもやりたくて買ったけどやる時間が……。

 

おまけ:その他ハマったもの、来年期待している作品

 まずはゲームの話。今年特にハマったゲームは「アークナイツ」、「ダンガンロンパ」シリーズの二つ。

 アークナイツはソシャゲの中でもシステム、設定、世界観、バトル、どれを取ってもクオリティが高くてハマりました。ガチャも凸をしなければ良心的で、序盤の取っつきづらさを除けばめっちゃおすすめです。タワーディフェンスゲームの最高峰、アークナイツを皆もやりませんか?ちなみに推しはマドロック、スカジ。

 ダンガンロンパは前々から気になっていて、推しのVTuberや知人の勧め、スイッチ版の発売と色々重なってようやくプレイしましたが、めっちゃ面白かったです。特徴的な才能を持つ高校生達がコロシアイをさせられ、その事件を、裁判で犯人を見つけ出しつつ、自分達が置かれた絶望的な状況を調べる……といった作品。魅力はいくつもあるのでここでは割愛しますが、少しだけ言うとキャラの濃さ、そして学級裁判の楽しさ。キャラは作品ごとにマジで好きなキャラが出来ます(大体好きになったキャラは死にます)。そして、文では説明しづらいですが、学級裁判が楽しい。どの事件も一筋縄では解けない事件ばかり。システムは超スタイリッシュな逆転裁判みたいな感じ。ガチで遊んで後悔しないと思うのでぜひ遊んで欲しいです。

 ゲームから話を戻すと、今年はMARVELばっかり見てました。来年期待するものの話にも繋がりますが、MCUを履修しきり、リアルタイムで追えるようになったのもあってガッツリ沼っていました。来年最初にはスパイダーマン、少し時間が経てばドクター・ストレンジの新作ということで今後のMCUの展開には期待しかありません。

 後MCUではないですが、マーベル作品ではモービウスも楽しみです。ヴェノムと同じスタジオが製作しているとのことですが、コロナ禍で大幅な公開延期になってしまい、来年公開になりました。ただ、アメリカの公開日が1月と発表されたのに対し、日本では残念ながら2022年内公開としか言われてないので、ネタバレが怖いです……。

 そしてスパイダーマン:スパイダーバースも新作が発表されているので、楽しみです。スパイダーバースは映画館で見れなかった作品なので、新作こそはぜひ映画館で見たい……。

 アメコミ繋がりでもう一作、ザ・バットマンも楽しみです。DCユニバースに関わっていない単体作品のシリアスなバットマンがまた見れるということでかなり期待しています。ダークナイトが好きなオタクとしては期待せざるを得ないです。

 洋画ばかりなので、邦画の話をすると、シン・ウルトラマンが楽しみですね。シン・ゴジラがめちゃくちゃ好きなのでこちらもどうなるか気になります。

 翔んで埼玉2も楽しみですが、GACKT氏が療養中との事なので来年には公開されなさそうですね……。

 さて、軽く別の話題を話したところで、ランキングに戻りましょう~。

 

第3位:ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

 ついにヴェノムのトラウマクラスの凶悪ヴィラン、カーネイジが登場。前作から仲良くなったり仲悪くなったりしたエディとヴェノムがカーネイジと対峙する。カーネイジの魅力もさることながら、本作でより深い関係を築くエディとヴェノムのドラマの方がメインまである作品でした。ぶっちゃけカーネイジ自体は思ったより活躍する時間が短かったのでそこは残念でしたが、おまけパートがあまりにも興奮物だったのでこの順位です。最高すぎる。ですが3位なのは実はYouTubeでサムネタバレを食らって衝撃が薄くなってしまったのが原因です……。ネタバレダメ、絶対。

 

第2位:シャン・チー テン・リングスの伝説

 エターナルズに続いて(公開順的には前だけど)MCUに新たな風を吹き入れる、意欲作が2位。MCU初のアジアヒーローであり、アイアンマン1、3でトニーを苦しめた(?)犯罪組織テン・リングスが関わってき、様々な理由で期待大だった作品。今までのマーベル作品からは想像もつかないぐらいアジアアクションをふんだんに取り入れ、そこからテン・リングスを使った全く新しいアクションを見せてくれました。個人的にはMCUのアクションではウィンター・ソルジャーと並ぶぐらいアクションの質が良かったです。もちろん今後のMCUとの関わりも楽しみになるようなシーンもあり、他のヒーローとの絡みが見たいヒーローNo.1 です。だけどそれに負けず、主人公の父親でもあり、ヴィランでもあるウェン・ウーも良いヴィランでした。トニー・レオンあれで還暦って本当……?

 

第1位:映画大好きポンポさん

 これは本当に大穴だったので、見た時のカタルシス凄くて間違いなくこれを超える作品は今年無いなと思っての堂々の1位です。知り合いにおすすめされて朝から見に行ってめちゃくちゃ満足して帰った記憶があります。ひょんなことから映画の監督を任された主人公ジーンと、タイトルの通り映画が大好きなロリ映画監督のポンポさんが繰り広げる、映画製作エンターテインメント。オタクなら誰でも分かる、コンテンツを生み出し、作るという事の大変さ、それを完成させた時の達成感。それをスクリーンで自分も同じように感じ取れる迫力と演出の細やかさには脱帽しました。最初から最後まで見どころ満載、ラストの台詞を聞いて「え~っ!!??」って必ずなる、度肝を抜かれる完璧な作品でした。笑いあり、涙あり、感動も納得もあり、映画ファンとして知り合いにおすすめされたのを今でもありがたく思えるぐらい面白かったです。

 

 以上、今年見た映像作品で面白かったランキング2021でした。来年も色々見たいけど就活で忙しいかも……。余裕があるといいですね、頑張れ、未来の自分(責任転嫁)。

 読んでくださった方々、ありがとうございました。皆さんよいお年を~!