ブログっぽい何か

前作ったブログのアカウントがログイン出来ないのでわざわざ作り直しました。気が向けば色々書こうと思います

今年見た作品で面白かったランキング2023+おまけ

こんにちは、なんと実に2年ぶりにブログを書いているあめざとです。自己満足で書いているだけのブログなので更新頻度を気にする必要はないんですが、ちょっとひさしぶりすぎ。なんならログインするの久しぶりでめっちゃてこづったし。

という訳で一般オタクによる、面白かった作品ランキング2023は~じま~るよ~。

前置きはざっくりと省略して、つらつらと書いていきます。映画多めですが、アニメも入れてます。

 

 

第10位:名探偵コナン 黒鉄の魚影

毎年当たりはずれに一喜一憂するのがもはや恒例行事になっちゃったシリーズですが、今年はかなり当たり。もうコナンも様式美を楽しむような設計にしているんでしょうけど、今回はしっかりオチで持っていきましたねぇ。一瞬そうなっちゃったか、と思わせておいてその上をいく展開にしたのは流石の一言。あんなの灰原好きになっちゃうよ…。ただし、最近のコナン映画同様ミステリーの方は物足りない。犯人めっちゃ簡単に分かるもん…。

 

 

第9位:推しの子(1期)

実はアニメ1話の内容は知人に聞いていたので、結構なネタバレを食らってたんですが、それでも高いクオリティを耳にしていざ見てみると面白くてびっくり。1話がピークと言われがちな作品ですが、1話以降も芸能界の光と闇の表現、現代のインターネットに対する問題提起、適度に挟まれるギャグのテンポ感など、随所で様々な要素を上手く掛け合わせた作品だなぁと思いました。個人的に一番好きなキャラは有馬かな。心理描写が主役級のはずのルビーよりなぜか相当丁寧なのもありますが、完璧主義ながらも自分の弱さに常に悩む、人間らしい自己矛盾を抱えたキャラとして、共感度がとにかく高かったキャラでした。OPのアイドルもEDのメフィストも作品の親和性が高くてかなりお気に入り。2期も決定しているので超楽しみ。

 

 

第8位:ゴジラ-1.0

海外でバカ売れ、国内でも絶賛されていて1ゴジラファンとしては嬉しい反面、ファンだから思うところもたくさんあった作品。少なくとも令和1発目の国産ゴジラとしては相当なインパクトを残したゴジラかなとは思います。やはり特筆すべきは映像の迫力。モンスターバースのCGとも肩を並べられるレベルのCG(VFXって言わないと怒られるか…?)を邦画で見られただけでも価値のある作品。特に放射熱線のシーンは歴代ゴジラの中でもトップクラスの迫力、これは間違いない。ただ、役者の演技が流石に臭すぎたのと、ちょっと脚本や描写が露骨過ぎて展開が読めたのが残念なところ…。ある意味ではそこが売れたんだろうなぁと思いつつ、個人的にはどうしても釈然としなかった作品でした。シンゴジ信者としてはその辺りがど~しても気になりました。

 

 

第7位:ゲゲゲの謎 鬼太郎誕生

年末にやたらオタクが騒がしくしてたので、騙されたと思って見に行った作品。(正直腐女子受けで売れてるんだろうなぁ)と思ってたんですが、ちゃんと話が面白くて唸った作品。鬼太郎エアプでも全然見れました。人の怖さ、妖怪の怖さを上手くブレンドさせつつ、陰鬱な展開にしっかり納得のいくオチまで用意されていたのは見事。後々、原作1話と違うラストにしてた話も聞いて、よくやったなぁと思いました。

 

 

第6位:トランスフォーマー ビースト覚醒

ビースト覚醒→×ミラージュ覚醒→〇

完全に主人公の相棒キャラとして、今までの実写トランスフォーマーバンブルビーとはまた別の魅力を持った新たなオートボット、ミラージュが登場したんですが、サブタイトルにあるはずのビースト達をはねのけてミラージュが大活躍しててさすがにどうなんだ…。とは言いつつ、バディものとしては完璧な作品だったのでこの順位。洋画は基本字幕派なんですが、珍しく吹き替えで見たのが思ったより当たりで、特にミラージュ役の藤森慎吾氏がめちゃくちゃはまり役で、今年のベストはまり役は藤森ミラージュかも。

 

 

第5位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3

今年一年泣いた作品は間違いなくこれ。最近何かと不評の多いマーベル作品でしたが、単体作品としてしっかりフィナーレを描いたのはマーベル作品の中でも珍しい。エンドゲーム後のガーディアンズ達の成り行きをドラマチック、シリアス、それでいて前向きに描かれていて、特に中盤のロケットの過去がゲロ重で見ていてとても苦しかった…。しかし、全部終わった後にガーディアンズ達の選ぶ道に思わず涙が…。あえて他作品とのつながりをすっぱり絶ち、3部作としてまとめたジェームズ・ガン監督の手腕に感謝。

 

 

第4位:ジョン・ウィック コンセクエンス

約3時間ノンストップでキアヌ・リーヴスがひたすら闘う映画。しかしこのシリーズはドライな世界観にネオンチックな色彩を映えさせるのが上手い。今までのシリーズでも中ボスポジの厄介なキャラは多く登場し、ジョンにも視聴者にも何度も爪痕を残していったが、今作では盲目の最強キャラケインの登場により、更にバトルがヒートアップ。元々ガンアクションとカンフーを掛け合わせたガン・フーという独特のスタイルがメインだったが、本作ではさらに様々なアクションを立て続けに繰り出される、まさに怒涛の3時間。しかしわびさびも持ち合わせているのがこの作品の妙。メイワクカテスマナイ

 

 

番外編:ランキングに入らなかった作品とか

・ぼっち・ざ・ろっく!

今年の作品ではなかったので外しましたが、マジで面白かったです。ギャグでゲラゲラ笑ったし、しっかりバンド物としての成長も描かれていてめちゃくちゃお気に入り。結束バンドの楽曲も一通り聞きましたが、個人的には「忘れてやらない」が好き。

・シン・仮面ライダー

評価が難しかった作品。正直最初のクモオーグ戦が完成度高かっただけに、それ以降の失速具合にがっかりしてしまったのが本音。CGが浮いてたのはわざとだろうけど、わざわざそうする必要あったのかな…。予算もかなり少なかったらしいので、もっと何とかならなかったのかなぁと思うばかり。サイクロン号の変形はガチでかっこよかった。

・セブン

鬱映画、胸糞映画の代表格。たまたまアマプラで見ようと思って見たのが運の尽き、文字通り衝撃のラストに鳥肌が…って何かよくある感想しか出てこないのが惜しい作品。しかしながら短い時間で七つの大罪になぞらえた連続殺人を次々と映し、最後の展開に綺麗に持っていくのが素晴らしい。犯人の演技のサイコっぷり、思考の読めなさは本当に恐ろしい。ネタバレを見ていないならぜひ見てほしい作品。

時をかける少女

復活上映があったので、なんやかんや見るタイミングを逃していたこともあり、見に行くことに。ひと夏の思い出、ビターエンド、タイムリープ…シュタゲ好きのオタクの自分にはぶっ刺さった作品。

 

 

第3位:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

さすが天下の任天堂が世界で一番有名なゲームを映画化するとなると期待もせざるを得ませんが、今作はそのハードルを易々と超えてきた体感型エンターテインメント。序盤の任天堂小ネタラッシュ、しっかりマリオの”お約束”や”あるある”を映像化。あくまでも見せるだけではなく、自然に流れを作って、見る人に(その展開は…)と思わせるのが上手い。囚われるのがピーチじゃなくてルイージなのも、「マリオブラザーズ」を描きたかったんだな…。

 

 

第2位:グリッドマンユニバース

例えるならラーメン頼んだら二郎系の大盛、おまけに餃子とチャーハンと唐揚げが出てきたような作品。もういい!いいって!って言いながらも全部食べちゃうんだなぁ…なんなら全部美味しい。グリッドマン、ダイナゼノンの両方の要素を上手くミックスさせつつ、本筋は裕太と六花の恋愛を主軸にするという、原作特撮ですよ!?と言いたくなる天才の所業。中盤からは見たかったものと、それまで見せんの!?ってなるものまで見せてきてもうめちゃくちゃ。しかしこれが面白い。主題歌のuni-verseも最高。個人的にはこの作品の中で出てきた、「人間は虚構を愛せる生き物」というセリフが大好き。でも最後は普通でしたね。

 

 

第1位:スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース

正直2位のグリッドマンユニバースとかなり悩みましたが、僅差でこちらを1位に。前作の時点で革命と呼ばれるレベルの漫画をそのまま映像化したような独特な映像、前作からさらに増えた数多のスパイダーマン達、長年愛されてきたスパイダーマンというキャラ、概念になんとここに来て新たな問題提起をぶっこむ、非常に挑戦的な作品。3部作の2作目ながら、物語への引き込み方やキャラへの共感を更に引き出すのが本当に上手い。昨今何かとややこしい話になりがちなマルチバースという概念を、ここまで有効活用出来ている作品は後にも先にもスパイダーバースしかないかなと思うレベル。そして最後の「そうきたか~」と思わず意表を突かれる展開に、「ここからどう収集つけるんだ!?」と思わせる幕引きまで含めて完璧。次回作がストライキで延期になったのが本当に寂しいので、早く続きが見たいです。

 

 

ということで2023年の作品ランキングでした。本当はもっと色々書こうとしたんですが、疲れたのでこの辺りにします(意志弱)

 

それでは皆様、よいお年を~