ブログっぽい何か

前作ったブログのアカウントがログイン出来ないのでわざわざ作り直しました。気が向けば色々書こうと思います

映画感想文 「インターステラー」

こんにちはこんばんは、随分と久しぶりだね。外出自粛中なのに意外と忙しくて色々とグダってしまったあめざとです。
映画だけは律儀にタイミングを逃さないように見てたので、書いていこうと思います。てな訳で今日は「インターステラー」の感想を書くよ。
いつも通り内容のネタバレあり(程度は分からん)だから見てない人はぜひ見てから見て欲しいです。先に言っちゃうと文句無しの名作です。作品の概要とかは別で見てくれ。

・これぞ映画だ!
SFというジャンルながらも「愛」をテーマにしたヒューマンドラマ。しかしながらSFもドラマも非常に高水準にまとまった素晴らしい作品。SFの方は文系置いてけぼりを食らう可能性のある内容かもしれないが、それを補う程の映像美も魅力だ。ドラマは主人公の一家の「次元」も「時間」も越えた真実の愛を描く。地球に取り残された娘と、娘のために難関なミッションに挑む父親。この2人のすれ違いが後半の展開で涙を誘う要因にもなっている。

・さすがクリストファー・ノーラン
ノーラン監督と言えば「ダークナイト」、「インセプション」等が有名で、自分もこの2作品はかなり好きなのだが、本作もノーランらしい、設定や話の展開がやや難解な作風ではある。とはいえ、ある程度把握出来れば作品を楽しむ分には問題無い。だが、以前の作品に比べると、この作品で語りかけてくるテーマの強さは分かりやすくも感情に大きく刺さるものがある。

・映画好きなら一見の価値あり
とにかくありとあらゆるベクトルで非常にクオリティが高い。これを見て感動出来ない人はぜひ連絡してくれ。絶対ありえないから。
まあさすがに誇張したかもしれないが、それでもこの作品が訴えかける愛に感情を揺さぶられる事は間違いない。難解な点を除けば誰にでも見てもらいたい文句無しの傑作なので、機会があればぜひ見て欲しい。


という訳で今回はこんな所で終わりにします。見てくれてサンキューでした!じゃあな!

ゲーム感想文 「ドキドキ文芸部!」

注意!!!この記事にはPCゲーム「ドキドキ文芸部!(DOKI DOKI Literature Club!)」のネタバレが含まれています!また、この記事で紹介するゲームは公式から「子供に相応しくない内容、または刺激の強い表現が含まれています。」とアナウンスされています(エロい意味ではないです)。くれぐれも苦手な方は自己防衛してください。

 

            \\\\ようこそ、文芸部へ!////

f:id:amezato:20200425135849p:plain

https://twitter.com/ddlcJP から引用

 

 こんにちは、またブログを書くのに時間が空いてしまったあめざとです。自己紹介はさっさとカットして、もしこのブログを見ている方でドキドキ文芸部!(以下DDLC)を全く知らない、またはプレイしたことが無い方がいらしたら、あなたは幸運です!今すぐこの記事をブラバし、PCでDDLCをプレイしましょう。どんなゲームかって?フフフ…そりゃかわいい女の子とイチャイチャラブラブ出来るギャルゲーですよ!ガハハ!ちなみに無料です。

 Steamはこちらから↓

store.steampowered.com


 また、公式サイトからでもインストール出来ます↓

ddlc.moe

 

 付け加えると、このゲームは海外のゲームであり、インストールして起動した段階ではもちろん全部英語です。しかし、何と有志による非公式日本語化パッチがあります。こちらは色々な意味で素晴らしい翻訳をしてくれているので英語に自信ニキネキ以外は素直にパッチをインストールしましょう。↓

steamcommunity.com

 

 PCよわよわでインストールしたzipファイルの解凍方法とかが分からないって方は「ドキドキ文芸部 インストール」ぐらいでググればネタバレ踏まずに方法書いているのでそちらを参照してください。

 PCゲームなので残念ながらスマートフォンでは出来ません(がandroidだと出来るとか出来ないとか?)。

 無料とは言いましたが気が向けば自分が適正だと思う価格で購入することもでき、一定金額を支払うとFan Packという特典付きの物を購入できるので満足した方はそちらもぜひ。

 

 ギャルゲーとは言いましたが、最初の方でも申し上げた通り、このゲームは年齢が低い方や心臓やメンタルの弱い方、及び心が乱れやすい方にはおすすめ出来ません。それでもこのゲームをプレイする方はある程度の覚悟をしてプレイしましょう。一応見た目はかわいい女の子が登場するベタな恋愛シミュレーションゲームを装っていますが、公式からの警告はちゃんとあるので念のために。ここからはただの感想ばかりですが、それに伴ってネタバレもあります、というかネタバレしかありません。このゲームはぜひネタバレを踏まずに楽しんで欲しいゲームなので、プレイした後、もしくは実況動画等を見てからの閲覧をおすすめします。有名な方が何人もプレイ動画をあげていらっしゃるので、自分ではプレイしたくない、またはPCを持っていない方は動画を見てみましょう(物語の根幹に関わらない範囲なので話なので話しますが、このゲームはOBSなどの特定の配信用ソフトを起動しているとそれに反応して特殊な演出が見られるので、実況動画を見る価値もかなりあります)。また、Wikipediaも珍しくネタバレ全開なのでWikipediaも見ない事を推奨します。

 

 さてここからは画面の向こうのあなたがDDLCをプレイしたか、実況動画等を見たと信じて感想を綴ります。今ならまだ戻れますよ?本当なら最後に書きたい所ですが、僕はこのゲームを人生で5本指に入る神ゲーだと思っているので、ぜひネタバレ無しでDDLCをプレイして欲しいです。

 

 …言いましたよ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーネタバレラインーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 見たんだね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シアワセ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シアワセ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:amezato:20200425141157j:plain

 

 

 

 

 …と悪ふざけはこのぐらいにしておきましょう…。もし僕の忠告を無視してネタバレ踏んでない方がここにいたらぜひこの記事を閉じて欲しいという事をどうしても伝えたかったので、所詮ブログで出来る事はこのくらいしかないですが三度目ぐらいの忠告も兼ねてこんな事をしてみました。既プレイで驚いた方がいたら…申し訳ないです…。

 

 さて長い長い前置きを終え、いよいよ本題です。DDLCをプレイして感じた事や思った事をちまちま書いていこうと思います。固有名詞等の説明は一切しない、クリア後前提の話をしているので、改めて未プレイの方はその辺りをご理解の上閲覧してください。ストーリーやキャラの詳しい考察については既にある記事等に譲るので、あまり深入りはしない事にします。文体が今までと違ってめちゃくちゃですが所詮1個人のブログなので許してくれるとありがたい。

 

 

 

DDLCの恐るべき正体

 このゲームは恋愛シミュレーション…など真っ赤な嘘で、メタフィクションをテーマに置いたサイコロジカルホラー。公式からの子供に相応しくない云々の発言から察しの良い方は気付いたと思うが、これに気付かずプレイして絶叫した方も多いのでは。かく言う僕も決してただのギャルゲーと思ってプレイし始めた訳ではないが、予想以上の怖さにビビり散らしながらプレイ。人生初ホラゲがこのゲームになりそうとTwitterで相互の方と話していたら初めてがDDLCは凄いと言われたので相当怖いようだ(僕はかなりのビビりでホラゲやホラー映画が大の苦手)。このゲームの一つの特徴に、「ホラー演出がランダム」というものがあって、プレイ後に実況動画を見ると見たこともない演出を見てまたビビってしまう…というまさかの展開に陥るのも面白い。ホラー演出は基本的に突然、さらに音を伴うので構えていてもビビるし、大丈夫そうだと思っていても仕掛けに来るので常に心臓の動悸がドキドキだった(ドキドキ文芸部だけにw)。ゴア描写はなくはないが極端にグロテスクではないので、不快感はあまり感じなかった(とはいえサヨリやユリの自殺シーンやナツキの嘔吐シーンはきつかったが)。どちらかというと恋愛シミュレーションゲームとしてのテンプレートに徐々に違和感を与えられ、まさにアンチテーゼのようなゲームへと変化していく過程そのものに恐怖心を植え付けられるという、他のゲームではまず味わえない体験が出来る。物理的にも精神的にも怖いという二重苦を背負わされSAN値は当然ながらガンガン削られていく…。もう二度とこんな体験はしたくない…。しかし、このゲームをプレイし終わると不思議とこのゲームをプレイしたことに対する後悔はなくて、むしろ良かったとさえ感じるのは、やはりDDLCの本質がホラーではない事にあるだろう。

 

DDLCの違和感と本性

 最初は何の変哲もないギャルゲーのようで、主人公となるプレイヤーの性格がカスっぽいのが少し気になったぐらいだが、特に問題なく進んでいく…はずなのだがDDLCは徐々にその本性をさらけ出していく。やたら含みのある詩を書いたり、セーブについてメタい発言をするモニカ、ギスギスした関係のある、性格の対照的なナツキとユリ、そして明るかったにも関わらず途中でうつ病と過剰な恋心を打ち明けるサヨリ…。この文芸部、何かがおかしい…。そして思わぬ方向にストーリーが進んだ頃には時すでに遅し、本当のDDLCが始まる事になる。

 1周目は元々サヨリが見た目も性格も好みだったのでサヨリを攻略しようと思っていたのだが、主人公が思ったように動いてくれない為に(主に詩のせいだが)かなりのまどろっこしさを感じた。文化祭前の日曜日はユリと過ごすことになり、サヨリと過ごすのめちゃくちゃ難しいのだろうか…とか考えていたが杞憂だった。そもそもユリのナイフコレクションの話の時点でかなり不信感を感じたが、ナツキと過ごそうがユリと過ごそうがサヨリはあっさり自殺する運命だった。開始数時間でヒロインに感情移入させられるのがまた凄い(僕がちょろいだけかもしれない)。そりゃかわいい幼馴染の仲いい女の子が苦しんでたら助けたくなるでしょ…。というのもあって個人的にサヨリが好みだったのもあるが、突然の自殺はあまりにも悲惨だった。自分の選択肢が間違っていたのだろうかとプレイヤーに深い罪悪感を植え付ける。そしてホラーゲームとしてのDDLCがプレイヤーに牙を向けるのだ。2周目は初っ端からプレイヤーを徹底的にビビらせてくる。演出でも内容でも僕は恐怖しながらストーリーを進める事になる。DDLCは基本的にクリック以外の操作はないので、クリックという操作1つにとんでもない躊躇いを覚える。

 

モニカという”キャラクター”

 あっけなく2周目も悲惨な結末を迎えると、このゲームの狂言師であるともいえるモニカが全てを語り掛ける。その衝撃的な正体は今まで出会ったゲームのキャラクターの中でも群を抜いて印象に残るキャラクターだろう。

 この時点でモニカに対するプレイヤーの考え方は人それぞれだろう。憎たらしいと思ったり、意外と恐怖心が無かったり、本当は良いやつではないだろうか?と思ったり。僕は思ってたよりは怖くは感じなかった、がそれでもサヨリやユリの死にあまりにも躊躇いが無かったり、今までプログラムに干渉して邪魔したりしたことを簡単に許せなかったし、その点に関しては受け入れられなかった。だが他の3人に比べると一番人間味があるのは間違いもなくモニカだろう。しかし、他の3人とは明らかに規格が違うとはいえ、彼女もまたただのゲームの登場人物に過ぎない事がプレイヤーに対して苦渋の決断を迫られる要因になる。DDLCは数少ない選択肢をとにかく悩ませるのが凄く巧妙だと思う。ここで考えさせられるのはモニカを1人の女性として、歪みながらも愛を持った人間だと捉えるか、プログラムに刻まれた0と1の配列と捉えるか、という所だろう。前者であるならば恐らくまだゲームを立ち上げたまま例の空間でずっとお喋りを楽しんでいるだろう。しかし大半の人は(露骨にテキストで催促させられて)彼女をプログラムと捉え、削除する選択をする事になる。

 もちろん僕も削除するに至ったのだが、それでも彼女をただのプログラムと考えるいはやや引け目があった。それでも「ゲームだから先に進めなければならない」という誰も決めていないルールに乗っ取り、エゴをモニカに押し付けるのだ。サヨリもモニカも度々私は自分勝手だと口にしていたが、実は一番自分勝手なのはプレイヤーだというのも何かの皮肉かもしれない。

 

DDLCの”終わり”

 そしてモニカとの決別を選択するとその先に待ち受けるものは…となんだか概要を説明しながらの感想になってしまったので、結末はぜひ自分達で見て欲しいという願いも込めて、ストーリーについてはここで触れるのをやめておくことにする。まあどこかでまた触れることもあると思うが、あまり気にしないでおく。

 とにかく、DDLCを終えると感じるのは、モニカを嫌いにはなれない何かだ。確かにDDLCで散々な目にあったのはモニカが原因ではあるが、その愛はやはり本物ではなかったのだろうかと思わせられる。ここで、DDLCがただのホラーゲームでも恋愛シミュレーションゲームでも無いという所に戻ってくる。確かに道中で散々ビビらされたとはいえ、他の3人とは明らかに違うアプローチを仕掛け、プレイヤーに時間を注いだその心は本物ではないだろうか。例えそれが届かないものでも、いつか消えるものでも、許されざるものでも。そしてその果てに自分が傷つく事になっても彼女は躊躇う事無くそれを選択した。その恋心を思うと切ないものがある。

 このゲームの”終わり”は途轍もない余韻を誘うだろう。それはDDLCの持つたくさんの魅力故であることは間違っていないだろう。

 

DDLCの魅力

 一概に魅力と言ってもたくさんあるが、1つずつ切り開いてみようと思う。

キャラクター

 僕が真っ先に惹かれたキャラは前述の通りサヨリだ。しかし、別にうつを打ち明けてから好きになったわけではない。だが、うつを何とかさせてあげたいと先走った正義感が影響したのは間違っていない。

 サヨリの特徴は明るさとそれに隠されたうつと主人公への恋心だ。モニカによってヒートアップしてしまったとはいえ、彼女の抱える闇を知った時の衝撃、そしてそれが災いして自殺してしまうという何とも悲惨なキャラである。1周目で比較的好きだった為にショックも中々のものだった上で2周目ではなかった事にされ(挙句の果てに自殺のCGが2周目の教室のポスターとすり替わっていたりする)終始救いが無い。だが存在を消された2周目があるからこそサヨリのキャラは際立っていると言える。2周目でも特別な詩等で色々とサヨリの事が描かれているが、ゲーム中で触れられないからこそサヨリに関係する情報の怖さや異様さは発揮されている。

 ナツキはDDLCで唯一の年下キャラである(そもそもギャルゲーとはいえ主人公以外の登場人物が4人以外ほぼいないのも中々おかしい話だが)。年下ではあるものの、他のキャラに対しては高圧的な態度を取る、典型的なツンデレキャラである。物語の中ではヒロインで唯一自殺しないが、他のキャラに比べて抱える闇について明確でない事も特徴である。はっきり言ってしまえば、バックボーンのない属性だけのキャラであるともいえる。2周目の気が変わった発言はそれ故の発言なんだろうかとか思ったり思わなかったり。でもそれだと前後で矛盾を感じるしなぁと結局纏まらないのでつまりはそういうキャラなのだろう。ちなみに、2周目の好感度の関係で、詩の交換時の首折れ+目と口モザイク+画面に接近という本作屈指の怖いシーンを見ませんでした(すまんな!)

 ユリは2周目をやった後はもう怖さしかないキャラ。1周目ではあまり性格を表に出さないものの、2周目では一変、ヤンデレ気質である事が露呈。自傷癖やその他危険な発言が目立ち、恐怖演出もかなり多め。何もしなければ美人なのに(イベントCGはどれもかわいい)…。後述する目に関する伏線が散りばめられているキャラでもある。1周目とのギャップだけでもインパクトのあるキャラだが、言っていることには意味があったりなかったりするキャラので怖いながらも気になってしまうキャラである。サヨリと違って自殺しても罪悪感が比較的少なかったのが個人的に助かった。

 そしてモニカ。高嶺の花のキャラって個人的にあまり惹かれないので、初見ではちょっと達観したキャラなんだなぐらいにしか思ってなかったが、2周目に近づくに連れ徐々に他のキャラと違う何かを見せつけてくる…。2周目からはメタ発言にとどまらず色々怖い事をしてくるのだが、1周目の時点で、立ち絵が他の3人と違ってまっすぐプレイヤーの方を向いている、一人だけ名前が日本人っぽくないというのが伏線になっていたことに気付くのは相当後になってからである。

 モニカはゲーム開始前から自分がゲームのキャラである事に既に気づいているというとんでもキャラながら、ゲーム内のプレイヤーではなく画面の向こうの僕らに興味を持ち、さらに好意まで抱いている。かつてこんなギャルゲヒロインがいただろうか。いやもしかしたらいるかもしれないけど。

 プレイヤーでは無く、プレイヤーを操作している人間を純粋に恋心を抱いているというのは今までのギャルゲヒロインに対する冒涜と言えなくもない。言ってしまえばヒロイン達はゲーム内でのプレイヤーにしか興味がないのだ。それを操作している誰かになんて何の感情も持ちえないし、そもそも知ることは無いだろう。しかし、これに関して言えば知らぬが仏だったのかもしれない。モニカはこれが全てゲームだと知ったからこそ狂い始める。自分がただのプログラムである事を。そして他のヒロインと別のベクトルでモニカは歪み始め、そしてついに辿り着いてしまった。しかし結局のところゲームはただのゲームであり、それ以上でもそれ以下でもないという真実を突き付けられる。モニカは最終的にこれを受け入れた。どんなキャラよりもある意味で健気だったのはエンディングを見れば一目瞭然だろう。最後までプレイした人はモニカのキャラクターファイルを消した事を若干後悔するのではないだろうか。

 メタ的にプレイヤーを操作する僕という存在に関わってきたからこそ、怖さはあれど、彼女という一人のキャラクターを好意的に見る事が出来た。めちゃくちゃ好き!ってわけではないが、憎めないキャラランキングを作るなら堂々1位に入れていいくらいだ。ギャルゲをそもそもプレイする層なんて恋愛経験なんて皆無だろうからモニカを嫌いになれない人は多いのでは…とこの発言は喧嘩が起きそうなのでやめておく。

 ともかく、ただのギャップだけではなく、彼女達の持つ、属性、深層心理込々でキャラクターとしての魅力が際立ったものになっているのは間違いなく本作の素晴らしいポイントだろう。

ストーリー

 DDLCにはストーリーが二つある。1つは主人公が誰かと付き合うまでの物語。そしてもう1つはモニカの物語だ。ギャルゲの分かりやすいお決まりの展開をこなしていく1周目にモニカはすでに警鐘を鳴らしているのだ。そして2周目、3周目…と続く展開は誰も予想できない。喜怒哀楽の全てをプレイヤーに与えてくれる壮絶なシナリオはまさにギャルゲーやホラゲーと関係なく、高く評価すべきものがある。

 

PCゲームである事を利用したシステム

 DDLCの隠れた特徴と言えば、モニカのキャラクターファイルの削除に代表される、PCゲームのソースファイルをいじる操作である。1周目開始前にもモニカのキャラクターファイルを削除すると…?

 DDLCはこのようなソースファイルを利用した数々の小ネタを仕込んでいる。実際にこの記事で僕が見ている人を適当に驚かせようと添付したあの画像は1周目でサヨリが自殺した瞬間に生成されるファイルである。他にもたくさんのファイルがイベントごとに生成されたり削除されたりするが、それにとどまらず解析すると様々なイースターエッグが隠されている。具体的な内容は書くと恐ろしく長いので割愛するが、本編と関係あるようなないような内容まで解析で判明する。

 一個だけピックアップすると「第三の目」というものである。ゲーム中にもチラホラ出てくるが、ストーリーの本筋には特に絡んでこない。が、サヨリのキャラファイルを色々解析(詳細は各自で調べていただきたい)するととあるサイトに飛ぶのだが、そこには第三の目に関する奇妙な実験レポートと実験対象とされていたとある女の子の話が綴られている。これが、どうやらユリと一緒に読んだ本「マルコフの肖像」と関係があるようだ。また、2周目のナツキの内容が分からない例の詩を解析するとこれまた第三の目についての記述が。結局第三の目ってなんだよって話になりますが、それは考察班に託し、今伝えたいのは、こういうちょっとやそっとでは気付かないたくさんの隠し要素がゲームとは関係ない(訳ではないけど)ソースファイルに隠されているという事である。ゲームを終えた後も解析で判明する狂気的な内容で再び怖くなるという…。何とも怖がらせる事に余念のない制作陣である。

 

 

最後に

 長ったらしい文章をここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。考察系統はぜひ調べてみてください、予想だにしない内容があなたを待っています。ちらっと言いましたが、メタ要素えお恋愛シミュレーションゲーム、そしてホラー要素を極限までマッチさせた本作は、間違いなく神ゲーです。僕が心の底から神ゲーと確信を持って言えるのは「ゼノブレイド」だけでしたが、DDLCは神ゲーと呼ぶにふさわしいゲームだと思います。もし最後まで読んだけど未プレイの方がいたらぜひやって欲しいです。

 ちなみ製作者のダン・サルバト氏はスマブラDXの強豪プレイヤーだったとか。スマブラプレイヤーの僕としてはちょっと惹かれるものがありますが、それはそれとして素晴らしいゲームを作ってくれたことにこの場を借りて感謝したいです。いつかFan Pack買います。グッズも出ているので欲しいな。

 そういえば散々別れを切ないと言っていたモニカですが、3周目の会話でも教えてくれますがTwitterをやってます(感動を返せ)。興味ある方は調べてみては…?ちょくちょくイラストをRTしたり呟いています。

 

 そんなこんなで貴重なPCゲーム体験「ドキドキ文芸部!」本当によくできたゲームですので、ぜひ一度触ってみては?

 久しぶりにブログ書きましたが、まさか8000字を超える感想になるとは…。まだ熱も冷めていないので、Twitterとかでチラホラ呟くと思います。もし良かったらフォローとか…まぁあまり大きい声で言わない事にします。

 という訳で「ドキドキ文芸部!」の感想でした、ありがとうございましたっ!

f:id:amezato:20200425184655p:plain

 http://teamsalvato.com/jp/ より引用

 

映画感想文 「スパイダーマン スパイダーバース」

めちゃくちゃ久しぶりにブログ書きます。長続きしないなぁ、あめざとです。
随分前に見た映画ですがかなり印象に残っている良い映画なので感想書いていきたいと思います。そんな訳で今回の映画は「スパイダーマン スパイダーバース」です。多少ではありますがネタバレありますのでご注意ください。

・映像革命
今作を鑑賞して感じたのはクリエイター達のこだわりとチャレンジ精神。今まで見た事も無い画期的なアイデアに満ち溢れた映像は圧巻。アニメ的な表現と漫画的表現を織り交ぜた、爽快感とインパクトのある映像で終始目が離せない。これだけでも見る価値のある映画です。去年見た「プロメア」も圧巻の映像でしたが、こちらは画面の情報量で攻めてます。ただ、本当に映像が目まぐるしいので、あまり映画を見てない人は疲れを感じるかもしれません。

・王道だけど特別、そして立派な「スパイダーマン
僕はサム・ライミスパイダーマン、特に2が好きなのですが、この映画もスパイダーマンの運命を背負う事になった1人の青年の成長を描いた、スパイダーマンらしい作品です。
自分の私生活の境遇とスパイダーマンとしての能力や使命に葛藤する姿はピーター・パーカーの面影を感じます。
また、今回は並行世界のスパイダーマン達が集まる、というかなりイレギュラーな作品になっています。スパイダーマンとしてのお約束を守りつつ、様々な個性を持ったスパイディ達の活躍も見所。しかし、ペニー・パーカーそこまで出番たくさん無かったのに本当によく人気出たな…可愛いのは否定しませんが。
エンディング後の〇〇版スパイダーマンのシーン、本当に面白かったです。

・珍しいガチガチの吹き替え
最近俳優さんや芸人を吹き替えに起用する事で映画ファンはモヤモヤしがちですが、今回はアニメなどでも活躍している実力派声優による吹き替えになっており、かなり良くまとまっています。ヒロイン役は悠木碧さんでしたが、めちゃくちゃハスキーでイケメンな声も出せるんだな、とこの人にはほんと驚かされっぱなし。
その代わりと言ってはアレですが、日本版テーマソングは歌詞は良いけど曲調が絶望的にスパイダーマンに合わない…。TK from 凛として時雨は東京喰種なんかで僕も好きなんですが、今回ばかりはなんか雰囲気違くない…?となっちゃいました。本当に曲調が合わない、それだけですが…。

・今見るべきアニメ映画だ!!
まさに映像革命の渾身の1作。アニメ好きは特に見てもらってその作画のヤバさをぜひ体感して欲しい。
内容はスパイダーマンをあまり知らなくても楽しめるとは思いますが、少しは予備知識があると楽しめるかもしれません。アメイジングスパイダーマンは個人的に微妙なので、ぜひサム・ライミスパイダーマン三部作も合わせてチェックしてみてください!
ざっくりですが久しぶりのブログなのでたくさん書ける自信がないです…という訳でこの辺で終わりにします、ありがとうございました!

映画感想文 「AKIRA」

こんにちは、あめざとです。
前置きはざっくりと省略しまして、たまたま「AKIRA」の映画を見たので感想をまとめます。あらすじ等の説明はいつも通り割愛で。ついでにネタバレありです(がそもそも僕自身がよく内容を理解出来てないのであまり気にしなくても良いと思います)。

・…何これ…?
この映画、最初から最後まで描写が偏っており、特に設定が本当に説明不足で、何が起こっているのかさっぱり分からないシーンだらけ。考察する余地はありますが、ぶっちゃけ考察だけで気づかない設定多すぎ…(後々先輩に少しだけ教えていただきました)。
ストーリーと設定は漫画を見ろ、と言われたのですが、それはまた別のお話としましょう。

・化け物作画
CGをほぼ使わず、煙や閃光の表現を全てセル画でやってるのはほんとに凄いです。そもそも原作も相当な描き込みで、さらに絵コンテの時点でとんでもないぐらい描き込んでいるのも相まって、とにかく画面の情報の密度が高い。情報量だけでなく、ヌルヌル動く、煙の表現の迫力は段違いでした。むしろこれを見る映画。

・早すぎるまとめ
この映画、本当に設定が難解×描写不足で何も分からないので、感想という感想が出てこないのが本音です。
作画が本当に良かったのと、音楽は民族的で独特でした。
AKIRAを何も知らない人におすすめしたいかと言われると、やめた方が良いと思います。

感想になってなくね?と思ったけどちゃんと書いただけ誰か褒めて…?
ありがとうございました。

映画感想文 「翔んで埼玉」

こんにちは、近所のTSUTAYAで半年間借りられっぱなしで行方不明だったヴァイオレット・エヴァーガーデンのDVDがようやく店で姿を見せ、やっと続きを見れる事になり舞い上がっているオタクです。
個人的事情はさておき、今回感想文を書く映画は「翔んで埼玉」。レンタルがやっと準新作になったので借りてきました。せっかくなのでこの映画は知り合い複数人と見る事にしたんですが、まあめちゃくちゃ面白かったんですよこれ。去年映画館で見ておけば…と思ったガチでやべー作品。そんな「翔んで埼玉」の感想を適当に書いていきます。
前の感想文同様、あらすじ等は割愛、ネタバレはありです。

・何から書けばいいのか分からない映画
この映画の感想を書くにあたって、まず導入どうしようかめちゃくちゃ迷っている。というのも、言いたい事が山のようにあって、どこから言えば読みやすいプロットになるか全くもって分からない。という訳で最初はキャストから色々と語り尽くしていこうと思う。

・謎のキャスト陣
主演2人に二階堂ふみ氏と格付けチェックでおなじみGACKT氏。二階堂ふみ氏は一応男性役なのだが、ぶっちゃけそんな事どうでも良い、というか頭に入ってこなかった。GACKT氏の喘ぎ声が聞けるのは恐らくこの映画だけじゃないだろうか…。何を言ってるか分からない?その質問はぜひこの映画そのものに向けて言って欲しい。
特にGACKT氏は立ってるだけでオーラが違う。アホらしい事をやっていてもそれが様になっている。役作りとかそういう次元の話ではない気がするが、ともかく麗役はGACKT氏以外にはありえないだろう、それぐらいキャラが濃すぎる。というかこの映画の登場人物、だいたいキャラが濃い。ちなみに劇中では埼玉解放戦線の1人だが、GACKT氏本人は沖縄出身だそう。
敵役として伊勢谷友介氏が出演している。伊勢谷友介氏というと、漫画原作の実写映画に出てはいるものの、チラホラチョイ役や脇役が多い気がするのだが、本作では埼玉解放戦線に対抗する千葉の代表役として出演している。他のどの作品の伊勢谷友介氏よりもずっとキラキラしていた(気がする)。
他にも沢山の実力派俳優達が揃っているが、個人的に凄いと思ったのがエキストラ。
クライマックスで、埼玉vs千葉のシーンがあるのだが、そこそこの量のエキストラをバックに埼玉と千葉が激突する。そのあとのシーンでは埼玉と千葉が共闘するシーンがあるのだが、何せとんでもない量のエキストラが出演している(もしかすると合成かもしれない)。邦画でこれ程のエキストラが暴れ回る映画は初めて見たので、迫力が凄い。

パワーワードしか出てこない世界観
舞台は埼玉を差別している東京。埼玉は悪の権化であるかのように、もはや地名では無く概念化されており、「埼玉だなんて口にしただけで口が埼玉になるわ!」とか言う製作者は日頃何考えてんだ?と言わんばかりのパワーワードが平然と出てくる。
東京はさておき、埼玉(と千葉)に関しては地域の(いい意味でも悪い意味でも)特色を大きく物語に絡めており、埼玉の特産ネタや時事ネタを容赦なく詰め込んでいる。海が無いという誰でも分かるネタで弄られたり、かなり細かいネタでdisられたりともうこの映画やりたい放題。
逆に東京がめちゃくちゃ発展しているのに訳分からない格好をした埼玉県民を取り締まる警備員も訳が分からない。携帯している銃がドライヤーなのはどこからどうツッコめばいいんだ。
ここでポイントなのだが、この映画がコメディとしてとても面白い理由の1つに、「悪口の言い方」がある。
劇中では確かに埼玉は迫害されてはいるのだが、弄られる内容がなんというかしょうもない、規模がやたらデカすぎる、ぶっちゃけどうでも良い、といったように、不快に思われない悪口ばかり言われている。これは非常に重要で、disられるのに笑える、という流れが極限まで体系化されている。この辺りは徹底されているんだなぁ…と。
話を戻すと、こんな埼玉が東京から離れた、とんでもない場所である、という設定を最大限生かして脚本が作られている為、もう序盤から終盤までツッコまずにはいられない爆笑必至の映画となっている。そんな世界観の構築を完璧にこなしており、視聴者はその世界観に見事に惹き込まれるのだ…。

・意外としっかりしているストーリー
最初はなんだこれ…みたいな世界観から始まる映画である為、ギャグメインの、特別ストーリー重視の映画じゃないのかな…なんて思ってたらそんな事は全く無い。
主人公2人の恋と成長と葛藤。埼玉県民の郷土愛と他県(主に千葉)とのライバル精神。様々な要素を混ぜながらも、それら全てを見事に描いているのは流石の一言。群馬が未開(過ぎる)土地であるのもちゃんとした伏線として置いているのも驚いた。またギャグメインだと思っていたが為に敵との共闘シーンは他の少年漫画にも劣らない熱さがあった。規模が大き過ぎたのもあって、そのボルテージの上がり方は中々他の映画に無いものがある。
この映画は一応メインである埼玉解放の物語と、それをラジオで聞いているある家族の話が並行されているのだが、これも視聴者達の共感と笑いを誘っていて面白い。出身が埼玉と千葉であるが為に、激突してしまう夫婦と、それを馬鹿馬鹿しいと思いながらもついついラジオに耳を傾けてしまう娘、そしてラストで同じラジオを聞いていた結婚相手の存在…。もはやこの映画はオーバーキルレベルで笑わせてくる。あらゆる所でツッコまずにはいられず、また予想出来ていてもその予想を平然と上回る規模で再現してしまうこの作品に釘付けになる事間違い無し。

・ちょっと気になった事
個人的には歴代で見た映画の中でもトップ10に入るぐらいには面白かった映画なのだが、多少気になる点はあった。
まずは麗がどうして埼玉県民を探すバイザーや監視カメラに引っかからなかったのか。特に劇中でも何も言われていないので、謎のままである。
次に百美、チョロ過ぎない…?即落ち二コマレベルであっさり麗に落とされてしまったのは展開的にやや早すぎでは、と思った。
後は序盤の展開が結構早かった事。ぶっちゃけこのぐらい!

・エンディングもしっかり埼玉
埼玉が出の意外な物なんかの紹介など、埼玉の魅力も最後にちゃんと紹介され、非埼玉県民を思わずへ〜と言わせる魅力も持ち合わせている。
それでも郷土愛が無いのか、埼玉のちょっと残念な歌をはなわ氏が駆け抜けるように歌うエンディングで最後まで笑わせてくれる。濃密というにはまだ言葉が足りない程の濃さで約100分を満たしてくれる、とんでもないけど素晴らしいエンタメ映画でした。

・まとめ
センスと笑いと感動。映画に欲しい物がこれでもかと言うぐらい詰まった、邦画史上最強の茶番劇。
まだ見てない人は今すぐにでもDVDをレンタルしに行こう!
家族で見てもいいけど、伊勢谷友介氏とGACKT氏の濃厚キスシーンだけは注意しよう!

という訳で絶賛の嵐の中「翔んで埼玉」の感想文を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

映画感想文 「ザ・ファブル」

こんにちは、今回から新旧関係なく、見た映画の感想をブログにまとめておこうかなと思ったので読書感想文ならぬ映画感想文シリーズとしてブログにしていこうと思います。だけど記念すべき1回目がイマイチな映画なのは如何なものか…。と既に感想が漏れちゃってますが、「ザ・ファブル」の感想を書いていきます。ちなみにあらすじ等は他のレビューサイトや公式サイト等を見ればいくらでもあるので割愛します。ついでにネタバレありです。

ジョン・ウィックを想像して見たら…
僕がこの映画を見た時に失敗してしまったのがこれ。ジョン・ウィックでは主演のキアヌがひたすら無双してた映画でそれだけでもジョン・ウィックの強さが体現されていたスタイリッシュアクションだったのですが、ザ・ファブルはそういう路線の映画じゃなかったですね。
設定は殺し屋が敵を殺さずにミッションを遂行する、といういかにも面白く出来そうな(例えるなら逆刃刀で不殺の誓いを立てたるろうに剣心みたいな)物語なんですが、そのせいもあってか思ったよりアクションが泥臭い。かと言ってアクションの量で攻めてくるのかと思えばそうでも無い。というかこの映画キャストやたら豪華なんですよね…。登場人物多すぎ…。
というのもあって、アクションもやや物足りず、ストーリーは微妙という所で結局感想としては、イマイチとしか言えない映画でした。もちろんいい所はあるんですが…。

・やたら豪華なキャスト
やたらというと嫌味に聞こえるかもしれませんが、少なくとも出演されている俳優さん方は中々にいい演技をしていました。あまり任侠物とかヤクザ映画を見てない人間なので、もしかしたらレベルが違うかもしれませんが、迫力ある演技でした。小島役の柳楽優弥氏はかなり場面ごとに変化のある演技でした。個人的には向井理氏があんなヤクザっぽい役をするのが凄い新鮮でしたね。主演の岡田准一氏はやはりカッコイイ。ただカッコイイだけじゃなくて、一般常識に乏しくて笑いのツボがおかしい、だけど任務の為なら冷徹に行動する、ファブルの個性を捉えた演技でした。猫舌はちょっとオーバーリアクションに感じたけど…。
ただ、序盤(とラスト)に出てきたオリラジ藤森はただのオリラジ藤森でした。それ以上でもそれ以下でもない、オリラジ藤森でした。(出す意味あった…?)

・アクション映画なのにノコノコ進むストーリー
序盤はテンポ良かったんですが、関わってくるキャラが増えてくると、途端にペースがダラダラになっている気はしました。後心理描写が薄くて「いやその考えはおかしい」ってなるシーンがチラホラ。もうちょっと会話してもいいんじゃない?
中盤は目立ったアクションシーンが無いので、主人公の佐藤が平和な暮らしから小島(とみさきちゃん)を助ける任務に出るまでは少々のんびり。間でやっぱり描写不足とかを感じるシーンが多かったので不完全燃焼。インコは終始出番なくて可哀想。
結局終盤で佐藤は任務達成したのに、落とし前を付けるのかあっさり小島やよく分からん殺し屋2人が死んでしまって、その辺りはもっと深みが無かったのかなと…。まあ小島はまだ良いんですが、強キャラ臭漂わせてた殺し屋2人組マジで何だったんだ。あの2人映画にいなくても良かったよね?

・悪くは無いけどもっと頑張って欲しかったアクション
まず、アクションシーン全般に言えるんだけどカメラワークが微妙。スピード感が表現出来てなくて、結果そもそも泥臭いアクションの泥臭さが更に増してしまってる。
次に、序盤のシーン。ファブルがターゲットを6秒以内に殺すシーンをCGエフェクトと文字で表現してるんだけど、分かりにくくない?もちろん全ての情報を捉える必要は無いけど、それにしても分かりにくい気がする…。
後は単純に尺。アクションガン振りでも良かったのよ…。多少ストーリーお粗末でもアクションで満足した映画としては「亜人」があるんだけど、やはり日本に銃文化が無いから、ガンアクションは中々に迫力出すの難しいんですかね。

・まとめ
なんだかもう一度は見ない映画になりそうですかね。もう少しストーリーなんとかなれば面白い映画だと思うんですけどね。後ギャグはつまらない、とは言わないけどなんだか唐突すぎて笑うに笑えないしセンスあるかと言われるとちょっと…ってなるのも残念。
期待値が高すぎたのもあるけど、物足りない映画になっちゃいました。
という訳で「ザ・ファブル」の感想でした。
得点とかは特に付けません!

閲覧ありがとうございました。

新年の抱負 2020

あけましておめでとうございます。今年の干支はねずみですね。ハハッ
さて、せっかくブログを続けているので、今年の抱負をまとめてみて、意識高そうな事をしようと思います。でも、文にまとめておいて、後で見直せるように出来るようにする事って案外大事だと思う気がします。

・勉強をちゃんとする
僕は勉強が嫌いです。面倒で退屈で仕方が無いですが、大学に来た以上は自分がやりたいと思った勉強はちゃんとやらないといけないので、自分に喝を入れて、ちゃんと試験でいい点取れるようにしていきたいです。まずは冬休み中のレポートを終わらそうな…。
・イラストを描く
iPadを無理を言って早めに買ってもらってクリスタでちまちまは練習してますが、まだ色々と模索中で、特に色塗りに悪戦苦闘しています。アナログ時代からそうだったんですが、基本的に線画だけで満足していた人間なので、自分はどんな色の塗り方が好きなのか、やりたいのかが明確に定まってないんですよね。まずはこれを今年中に決めたい。
そして単純に画力上げる。最近は背景と構図を勉強していますが、まだまだ整理が付いていないので、そろそろ固めていきたい所。
スマブラもっと強くなる
一応VIP維持レベルではありますが、まだまだ上には上がいます。
去年はオフのトーナメント大会のリザルトに残る(ベスト8)、という目標を達成出来たので更に高みを目指していきたいです。
まだメインキャラが特別決まっていないので、リドリーの相性補完等も含め、とりあえずロボ、ルキナを練習していきたいと思います。後キャラ対策ちゃんとやろうな。
・サークル活動
大学のサークルは実は2つ入っているのですが、1つは漫画研究、もう1つはゲームサークルです。
漫画研究の方はイラストの向上と兼ねていますが、ゲームサークルの方はかなりたくさんの活動を計画しています。
オフの大会を主催しようかなとも考えているので、まずはそれに向けて準備を進めていき、地元(ではないですが)のスマブラオフを発展させていこうかなと思っています。
・夏コミ
目標という目標でも無いですが、去年初参戦したコミケでかなり刺激を受けたので、今年は後悔の無いよう本を買い、推しの絵師様方に差し入れを持っていき、出来ればサインをいただき、今後の創作活動の糧にしていきたいと思います。更に来年の夏コミは知識とお金が揃えばちょっと夏コミ本出してみようかなと思っているので、前向きに検討出来るようにもしていきたいです。
・バイト
悩んではいるのですが、お金は欲しいので、自分の出来る範囲と時間でバイトやろうかなと思っています。
バイト無くてもそこそこ忙しいけど大丈夫なのだろうか、とちょっと心配です。
Twitterのフォロワー増やす
まあこれはイラストと深く結びついていますね。最近は晩御飯の写真かガチャ結果しか投稿していない人間なので、メディア欄遡っても「こいつ絵描いてないやん!」とか思われてしまわないよう、飯の画像を控えつつイラストを投稿していこうと思います。ついでにフォローしていただいている方々とたくさんの話題を共有出来たらなぁと思います。
・風花雪月をクリアする
去年11月ぐらいに始めたのに未だに黒鷲ルートすらクリアしてないので、そろそろちゃんと進めていかないと…と思いながらスマブラをやる日々です。早くクリアしようね…。
・人脈を作る
とにかく現実の人間関係が特に同年代があまりにも狭すぎるので、もう少し広げていきたいなぁ…と。
学部の都合上、華のある方々との出会いはどう考えても無いので、恋愛は出来ませんしそもそもしたくもない(これはちゃんとした理由があってしたくないですがわざわざ話す内容じゃないので割愛)ので諦めます。


と、いう訳である程度まとめてみました。改めて見るとあまりパッとした目標は無いのかもしれませんが、まあそこは人それぞれ感じ方があると思うので、僕はこれらを頑張りたいと思います。あなたは今年、どんな年にしたいですか?
最後に皆さんの新年の初笑いを作って終わりにしたいと思います。

今年の抱負は豊富だな〜









ありがとうございました!